3つの運用手法

メイン方式

銘柄を選択します。
その銘柄の値動きの範囲を想定し、3%程の間隔で通過ポイントをおよそ16~20点設定します。
一点あたりの株数を決めます。スタートは4つ分の買いから。
その後、現在値より上のポイントではひとつずつ売り、下のポイントでひとつずつ買い増します。
株価の変動でポイントに達するたびに、売りあるいは買いを繰り返します。
ポイント間を行き来することで、少しずつ利益が積み重なることになります。
株価が上昇して、全て売却してしまえば終了。
こういった銘柄を「買建て」と「売建て」両方を保有します。
業種を分散させるようにし「日経平均採用銘柄か否か」「円安に強いのか円高に強いのか」なども
考慮して偏らないように何本も保有します。

メリット
株価が上昇しなくても一定の範囲内で変動してくれれば、利益が積み重なっていくこと。
何度も何度も利食いを繰り返しながら、数年間も保有している銘柄もあります。

デメリットとリスク
想定した範囲よりも値下がりすること(売建ての場合は値上がりすること)。
範囲を変更することになり、その後の値動き次第ですが、不利な状況と言えます。


サブ方式

日経平均レバレッジETFを、大引けで買い、翌朝一番に売ります。
日経平均ダブルインバースETFを、朝一で買い、大引けで売ります。
ある条件を満たした日は、見送ります。
ETFに加えて、日経先物ミニを利用することもあります。

過去30年間の日経平均株価の値動きを分析したところ、朝一寄付きは前日終値よりも
上昇して始まることが多く、寄付いてから大引けまでのザラ場は下落することが多い
ということがわかりました。
過去30年、長期的にはほとんど一定のリズムを刻んでいます。
(ここで言う長期とは半年から1年程度のスパンとお考えください)
この不偏の相場法則と言ってもいいものをどう利用すればいいか?を試行錯誤して
ETFと日経先物に行きつきました。

メリット
どのような相場模様であっても利益が出ること。
30年の間には数年に及ぶ上げ相場や、下げ相場がありました。
急激な変動をしたITバブルもあれば、リーマンショックもありました。
相場の波動に影響されず、綺麗な右肩上がりに利益が積み重なるデータがあります。

デメリットとリスク
一日や1週間はもちろん、一か月や数か月単位ではデータ通りのパターンにはまらず、
損失が出ることがあること。
また、何が起こるかわからない株式市場。過去30年は大丈夫だったから
今後も大丈夫とは言えないところがリスクでしょう。

サブサブ方式

ある条件に合致した銘柄のピンポイント売買(改善途上中)

・当日に〇%から〇%の上昇した銘柄から数銘柄をチョイスして、大引けに成行買い。
翌日に〇%乗せて指値売り。約定しなければ大引けで成行処分。

・当日に〇%超下落した銘柄から数銘柄をチョイスして、翌日寄付きで〇%の下落を
許容範囲として売り。約定すれば大引けで成行買戻し。

・当日にストップ高した銘柄で、翌日寄付きで〇%の上昇を許容範囲として買い。
約定すれば大引けで成行売り。

などなど、2019年末でおよそ20本の戦略。
いずれも過去データの分析からはじき出した数値を元に、作成したルールです。

メリット
超短期のためサブ方式と同じく、相場模様の影響を受けにくい。
また、投下金額の調整がしやすいので、メインとサブを実行したうえで余剰資金を
無駄なく活用しやすい。

デメリットとリスク

条件に合致する銘柄が抽出されない日もあること。
また、値動きが激しい銘柄を選んでいるので、期待とは逆方向に動いた場合の
損失が大きくなること。

スポンサードリンク


この広告は一定期間更新がない場合に表示されます。
コンテンツの更新が行われると非表示に戻ります。
また、プレミアムユーザーになると常に非表示になります。